「トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン」


劇場では観なかった「トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン」をレンタルDVDで観た。ハリウッド映画のSFものはよく観るので、これは好物の一つ。メカメカしているので、少年の心を忘れない男子にお薦めの作品。

米軍にも協力してもらっているせいか、米軍の宣伝ぽいシーンもいくつかある。例えば、人類の争いの種を摘み取るとして、オートボットらが中東の核施設を壊滅させる作戦を実行したり、沖縄への配備が議論になっているオスプレイというヘリと航空機のいいとこ取りした新型兵器を登場させたりといったところ。ちなみにオスプレイは開発中に墜落事故を起こしているのが理由で、沖縄の地元からは反対の声が上がっている。

ただ、宣伝シーンを入れたからといってそれだけに終わっていないシーンも多い。まともじゃない元国家情報局部員が登場したり、自己中かつ官僚的な女性長官が現れたりと皮肉っぽいシーンもある。迎合するだけでは娯楽映画にはならないということだろう。

トランスフォーマーも3作目になると登場人物の紹介はほとんどなく、1作目、2作目を観ていることが前提の展開がほとんど。よって、予習は必須になる。でも、ストーリー的には勧善懲悪、正義は勝つ!みたいなアメリカ映画なので、最後まで落ち着いて観ることができた。