カテゴリー: 社会保障

増税を隠す方法

社会保障と財政の専門家が集まる研究会で話し合われたことは、早く政府収入対GDP比を引き上げないと財政破綻は免れないだろうし、将来的な社会保障給付の費用もまかなえないという2点である。

男女・未婚率・婚姻率

授業準備の中で、未婚率・婚姻率(正確には有配偶者)の男女・年齢別のグラフを描いてみたのでアップ。生涯未婚率は、およそ50歳前後のあたりで設定されている。将来的には男性3割、女性2割に上昇する見込み。

公平な社会保障と税のあり方

私の考える公平な社会保障と税のあり方とは、「ロールズ型社会的厚生関数が適用された社会保障システムを実現するため、将来世代への公平性を考慮した財政運営をする」ことである。
社会において最も恵まれない人々に対する最低保障とそれ以外の人々に対する自由を特徴とするロールズ型の社会的厚生の判断基準は、財政的に肥大し持続可能性に疑いが出てきた日本の社会保障システム再生の処方箋になり得る。