フィリピン高校留学のススメ(1)

フィリピンに高校1年間、または2年間留学してみるのはどうだろうか?
すべて英語での留学生活に高校生の次女がどっぷりつかり、とてもたくましく成長しているのを感じている。

Sacred Heart School – Ateneo de Cebu正規入学試験の日程案内

上の図は、フィリピン・セブのインターナショナルスクールの正規入学試験の案内 である。詳しくは、Sacred Heart School – Ateneo de Cebu のfacebookページにアクセスして欲しい。

3歳から高2にあたるGrade 11まで。高3は持ち上がりのみ。 フィリピン華僑が創設した学校なので漢字名があり、カトリック系だ。系列に私大トップのAteneo de Manila Universityがある。Sacred Heartは「聖心」であり、イエズス会スペインカトリック系なので、日本では上智大学と関係がある。

SHS-AdCの新学年の入学・進級手続きはGWの頃。授業開始は6月中旬。クリスマス休暇を挟んで3月末で学年が終わる。 Grade11の入学試験は、英語、数学、科学、面接で、朝からぶっ通しでこなし、次女は最後ヘロヘロになってた。数学と科学の点数で合格できたらしい。日本の義務教育バンザイ。

入試日程が複数あるのは、いつ受けてもいいんだぜ!ってこと。アドミッションオフィスに予約して受験する。日本人駐在員の子女が集まる一学年一クラスのインターも合格していたけれど、規模が大きく複数クラスあり、日本人が少ない環境を選んだ。Grade11-12はSTEM、会計などのコースを選択する。

セブは首都マニラやミンダナオ島よりはるかに安全だ。観光業が盛んで、外国人が安全に滞在できる環境が整っている。セブのインターは教育内容も学費も多様で、一つ一つに個性がある。こっそり教えるとSHS-AdCは学費が年30万円でお釣りが来る。生活費も日本人並かつ24H有人警備の下宿で月6万円前後。ただし任意参加の海外研修旅行20万円、一ヶ月後に支払いとかある。それを簡単に支払えるだけフィリピンでも富裕層の子女が同級生になる。他のインターには学費が年80万円といった学校もあり、千差万別である。

冒頭に系列大学としてAteneo de Manila Universityの名前を挙げた。SHS-AdCからは卒業生の6割くらいが内部進学するそう。マニラ、ナガ、ダバオにも系列校がある。内部進学は校内で入試が受けられるし、外部受験に比べて必要書類は少ないのが有利な点。