代官山蔦屋書店に行ってみた

蔦谷書店代官山蔦谷書店とは、代官山、旧山手通り沿いにあるツタヤ系列の「書店」である。わざわざかっこ書きしたのは置いているのが本だけではなく、音楽、映画、文具その他であるため。レンタルもあって、返却は郵便ポストという半分DISCASみたいなことをやっている。

夜21時過ぎにドライブついでに立ち寄ってみた。専用駐車場もあって、入り口には誘導員まで立っていた。場所柄か、駐まっているクルマは輸入車が過半数。旧山手通り側に3棟からなる蔦谷書店、反対側にレストランなどテナントの入ったTSITEという配置になっていた。

まずはスタバでコーヒーを手にしたら店内を物色。一部エリアを除けば、飲食物を持ったまま店内どこでも飲み食いOKになっている。未精算の雑誌・書籍を読みながらもOKだ。ジャンル毎にエリアがわけられていて、旅、デザイン、車・バイクなどなど。3棟を貫く通路は国内外の雑誌が集められている。海外のファッション雑誌が手にとって見られて購入できるのはうれしい人がいるだろう。

店内をうろうろしているうちに何となくどこかに似ている気がしてきた。六本木ヒルズにあるアカデミーヒルズ・六本木ライブラリーだ。会員制なので何か機会が無ければ入ったこともない人がほとんどだろうが、六本木ライブラリーもジャンル問わずファッショナブルだったりホットだったりする本を集めている。そして、それを購入することもできる。蔦谷書店が、音楽や映画にまで手を広げているのはツタヤならではの展開だろうし、半数くらいの店員さんは代官山にありながらも庶民的なツタヤの店員さんの雰囲気だった。六本木ライブラリーのスノッブな雰囲気と対照的である。

とりあえず第一印象としては好感できた。何度か通ってみて、自分の中での位置づけを確認したいと思わされた。深夜2時までの営業というあたりも夜中に本屋に行きたくなる衝動に駆られることのある身としてはうれしい。