再び国際送金やってみた

WU国際送金アプリ

フィリピンにおける新型コロナ対応は一進一退という状況で、2週間おきにロックダウンの見直しが行われている。セブ市に関しては6月1日から少し緩和されていたのに感染拡大を防げなかったため6月15日から再び最高レベルのロックダウンに指定されてしまうという状況になっている。

娘の住んでいるセブ市北東側のマンダウエ市に関しては、ロックダウンの足並みをセブ市、空港のあるマクタン島のラプラプ市で揃えていた。6月15日からセブ市だけが厳戒態勢になったものの、マンダウエ市はレベル維持となっている。しかし、そのレベルだと21歳未満と60歳以上の外出は禁止されたままで、娘も外出できずにいた。

数日前、ビザ延長の手続きのために外出することができた。本来は家族に1枚の外出許可証を持って出なければならないところを不要不急ではないという名目での外出だった。イミグレも6月末までならオーバーステイペナルティ無しというお知らせを出していたが、さらに延長されるお知らせが無く、3月にビザ期限が来ていたこともあって、ビザ延長は最優先の課題だった。

さらにコンドミニアムの契約更新も5月にあり、これは大家さんとメールのやりとりとPDFスキャンで乗り切ったが、家賃も不払いが続いていたのでまとめて支払いが必要だった。

ということで本題に入るが、以前「国際送金やってみた」という記事を書いた。あの時も研修旅行費用納入が理由で、今回はビザ延長代、滞納家賃、そして近いうちに必要になる大学学費納入が理由である。クレジットカードのキャッシングには毎日の限度額があるので、生活費以上のまとまったお金を引き出すのには向かない。

以前使ったときは、窓口から現金での送金だった。手数料も12万円に対して3千円かかった。いろいろ調べていると、やはりウエスタンユニオンの都合が良いことが分かった。今度はアプリからのオンライン送金で、1回10万円で手数料が390円だった。これは銀行振込で支払い、現地では現金受け取りの条件だ。

1回目の登録時にマイナンバーカードや身分証明書のアップロードが必要で、2回目以降は住所確認のため簡易書留で届くPINコード4桁を入力しなければならない。銀行振込の手数料は自分持ちだが、銀行の顧客特典などをうまく利用すると他行宛でも無料にできたりする。もし他行宛銀行振込手数料が高いメガバンクなどを使っているとすれば、LINE Payの口座振り込み送金を利用すると178円で済む。ちなみに振込先はバンクオブアメリカだった。日本名はアメリカ銀行。

住所確認後なら1日3回まで送金が可能になるので、30万円を送金できることになる。それぞれ追跡番号が発行されるので、それを受取人に知らせて、受取人は現地取扱い事業者の窓口にパスポートとともに申し込むと受け取れる。